こんにちは。40代で2人の子どもを育てながらサイドFIREを目指しているせつやんです。
みなさんは、自分のFIREまでの道筋と、FIRE後の資金計画についてどれくらいイメージされていますか?資産形成を始めたころはぼんやりしていたイメージも、資産が膨らんでくると、徐々に具体的になってきたりするものですよね。
今回は、私が現在思い描いているFIREまでの道筋と、FIREしてからのプランについてお話ししていきます。同じように40代で子持ちFIREをしているみなさんの参考になれば幸いです。

FIREするには、具体的なイメージを持つことが大切ですよね!
サイドFIREの「ゴールポスト」をどこに置くか?
FIREを考えるうえで極めて重要なのが、「ゴールポスト」をどこに置くか、つまり、「FIREの目標を何に設定するか」です。
このときに「2大柱」になるのが、「資産額(いくら貯めたらFIREするか)」と「期間(いつまでにFIREするか)」です。
特に、「資産額が〇〇万円になったらFIREする」というふうに、資産額を軸に考えている方は多いのではないでしょうか。我が家の場合は、資産額も重要ですが、期間も非常に重要視しています。
せつやん家の目標は、「2030年4月、1億5000万円でサイドFIRE」です!
我が家の目標は、期間を2030年4月、資産額を「1億5000万円」に設定しています。その理由についてご説明したいと思います。
期間を2030年4月に設定した理由
こちらの記事で詳しく説明していますが、我が家の2026年7月現在の世帯資産は6800万円です。
「6800万円あればサイドFIREできるのでは?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、子持ちFIREの場合、避けられない問題があるため、目標の期間(期日)を2030年4月としています。
その理由が、第二子の保育園問題です。
私が済むエリアは認可保育園の競争率が高く、「点数」を稼がないと第二子である娘を保育園に在園させ続けることができません。そして、その娘が保育園を卒園するのが2030年3月です。
それまでは、フルタイム、またはフルタイムに近い形で働き続けようと考えています。

お金のため、というよりは保育園に通い続けてもらうための目標設定です。
資産額の目標を「1億5000万円」に設定した理由
むしろ、こちらのほうがオマケのような目標です。以下の記事で詳しく述べている通り、2026年7月現在、私は保有しているマンションを売却する手続きの最中です。
マンションの買付申込みと売買契約はすでに済ませており、あとは買主さんのローン審査を待っている状況です。今月中にはローン審査の結果が出て、8月にすべてが決済される予定です。
これによる売却益が、手数料等諸々差し引いて約1900万円強なので、現在の資産額6800万円と合わせて約8700万円となります。
売却益については、ある意味「あぶく銭」なので、このタイミングで少し使おうと思っており、それを差し引いて約8500万円としたいと思います。これが、2026年8月末時点の想定資産額です。
ここから、2030年4月時点までにどれくらい増やせるかを考えたときの最良シナリオが1億5000万円です。
【楽観的】1億5000万円に向けたシナリオ
2026年7月現在、私は休職中のため、収入はやや落ちている状況です。それに併せて資産運用への積み立ても減額しており、妻と合わせると、現在約14万円を積み立てている状況です。
この金額をベースにシミュレーションしたのが以下です。

2030年4月までに1億5000万円の資産を作るには、平均15%の利回りで運用する必要があります。

これは相当チャレンジングな目標ですね……!!
ただし、以下の直近のS&P500の平均リターンを見てみると、絶対に不可能とも言い切れないことが分かります。

直近10年の算術平均(各年のリターンの単純平均)は、年平均で約15.91%、直近5年だと約15.96%となっています。
この10年の平均的な成績が向こう4年間も継続すると仮定すれば、達成可能な金額と言えます。

まあ、そんなに上手く行くなら苦労はしませんけどね……!
現実的なラインは1億2000万円……?
ということで、一応目標を1億5000万円にしていますが、結構「これくらいになったらいいな〜」くらいのユルい目標でして、実際には1億2000万円くらいでの着地が現実的なラインかなと思っています。
以下のシミュレーションのように、1億2000万円なら平均リターン8%で達成可能です。8%もまあまあ高いリターンですが、直近の動向を考えれば可能性として十分に期待できる数字です。

ちなみに、子持ちでもサイドFIREであれば1億2000万円で十分に可能だと踏んでいます。そういう意味では、実質的な目標額はこちらと言えるかもしれません。
せつやん家が目指す「段階的なFIRE」
我が家は基本的に「サイドFIREを目指す」と言っているのですが、それまでにも段階的なプレFIREみたいなことも考えています。マンションを売却して現金が手元に入ってくるタイミングはその1つです。
また、これが重要なのですが、私は多くの人が思い描くような「4%取り崩し」のような形でのFIREはしない予定です。では、どうやって資金繰りをしていくのか、細かく説明していきます。
第1段階:仕事の負荷を減らす「精神的サイドFIRE」
2026年8月に、マンションの売却益1900万円強が入っているお話をしました。このお金は、分配型の投資信託を購入することで家計のキャッシュフローを強化し、仕事の負荷を緩めることに使おうと思っています。
これにより、例えば年収を下げて、マネージャー職などの責任の大きい仕事は辞める、つまり精神的なプレッシャーの軽い仕事を選ぶ、ということが可能になります。
これはサイドFIREとは言えないものの、精神的にはサイドFIREに近い効果があると思っています。

仕事のストレスを減らすことも、サイドFIREの大きな目的の1つですよね!
「世界のベスト」で生活費を補填
具体的なプランとしては、まず株クラのFIRE民の間では有名な「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」、通称「世界のベスト」に1000万円を投じます。
ご存じの方も多いと思いますが、「世界のベスト」は、数ある毎月分配型ファンドの中でも群を抜いて高い分配金利回りを誇る投資信託であり、その利回りは約20%にもなります。
高い利回りが期待できる一方で、信託報酬も1.903%と非常に高いため、資産形成期にここに大きな金額を突っ込むのは、ハッキリ言って非効率です。そのため、株クラからは評判の悪い(?)投資信託です。
しかし、FIREする際には、この高い分配金利回りは大きな味方になります。なにより「資産を取り崩す」という心理的な負担を大きく軽減してくれます。この恩恵に対して高い信託報酬を払う、と言ってもいいくらいです。
また、この高い利回りを持続できるわけがない、という意見もあります。これについては、過去の実績を見るしかありません。
このファンドが毎月分配型として分配金を出し始めたのが2017年1月ですが、それから10年近く、コロナショックのときも変わらず1万口当たり150円の分配金を出し続けており、一定の信頼感があると考えています。
基準価額は、受取額の多寡に直結するため、9000円未満のタイミングで購入できればと思っています。この場合の、信託報酬や税金を差し引いた年間の手取り額は約160万円となります。すでに保有している配当株の配当金が20万円強あるので、合わせて180万円、月に均すと15万円のキャッシュフローが生まれることになります。

月15万円はデカすぎる!そのぶん、責任の軽い仕事にシフトすることができます!
楽天JEPQも500万円分買っちゃう
さらに、分配金のリスク分散として、「楽天JEPQ」も500万円分購入しようかと考えています。JEPQは、ナスダック100指数の構成銘柄を中心に投資し、「カバードコール(カバコ)」という手法を用いて毎月の高い分配金(インカムゲイン)と値上がり益(キャピタルゲイン)の両立を目指す米国のETFです。
このJEPQを投資信託として組成したのが通称「楽天JEPQ」です。こちらも毎月分配型の投資信託で、分配金利回りは平均約9%という高いリターンを出し続けています。
これを500万円分購入すると、年間の手取り分配金は約36万円になります。つまり、月3万円がプラスになり、合計月18万円のキャッシュフローが生まれることになります。

この「第1段階」が2026年中に達成可能です!
第2段階:好きなことだけやる「サイドFIRE」
第1段階でのキャッシュフローを得つつも、比較的負荷の小さいフルタイム労働を、目標の2030年3月まで継続します。これのメリットは、大きく以下の3つです。
- 安定的な労働収入を得られ、投資への入金を継続できる
- 保育園の点数を維持できる
- 厚生年金を継続できる
つまり、入金力を維持して資産の雪だるまを大きくしながら、保育園の点数も稼げて社会保障も継続できるということで、サイドFIREを目指すうえでは、重要な期間になるのかなと思っています。
この期間を経て、資産が1億2000万円に到達した暁には、保有するインデックスファンドの一部を売却して、上述した「世界のベスト」と「楽天JEPQ」の割合を2倍にします。つまり、1億2000万円のうちの3000万円を分配型投資信託に回す、ということです。
これで、「世界のベスト」の分配金が年320万円、「楽天JEPQ」の分配金が年72万円で、合わせて392万円です。
さらに、私は新NISAで、全体の半分(900万円)を国内の配当株に投資しており、これの配当金が4%(非課税)として36万円もらえるものとすると、上記と合計して年間428万円(月額35.6万円)の配当金・分配金が手取りとしてもらえる計算になります。
我が家の月の生活費は45万円程度で、夫婦の個人的支出も含めると60万円くらいが理想ですが、このうち35万円を不労所得で賄えることになります。これが私の思い描く、「第2段階のサイドFIRE」で、達成年齢は49歳です(ギリギリ40代……!)。

労働で稼がなきゃいけない金額は夫婦で月25万円で済みます!
インデックスファンドを取り崩せばさらに楽勝に
1億2000万円の資産うち、3000万円を分配型投資信託に投資するほか、生活防衛資金として1000万円を確保したとして、残りの8000万円はS&P500やオルカンなどのインデックスファンドへの投資になります(この中身は結構ゴチャゴチャしています汗)。
仮に、この8000万円の資産を、セーフティに毎年2.5%取り崩すとすると、200万円の取り崩しになります(税金を考慮すると、手取りは190万円程度になると思われます)。
428万円に190万円を足すと、手取り収入はなんと600万円(月50万円)を超えます(驚)。

年2.5%の取り崩しなら安全圏。さらなる資産増加も狙えます!
第3段階:もう働かなくてもいい「フルFIRE」へ
第2段階のサイドFIREの状態で、資産の運用も続けると(そして、大きな暴落がなければ……)、さらに3年後の2033年には1億5000万円に到達します。
資産が1億5000万円にまで膨れ上がったら、フルFIREも視野に入ってきそうです。分配型投資信託は上記以上に買い増さないかもしれませんが、配当株は買い増していくかもしれません。
これで、配当金・分配金で450万円、インデックスファンドは1億円くらいになります。1億円から2.5%の取り崩しで700万円、これでレギュラーの支出をほぼ完全にカバーできます。
資産形成を緩めるならば、3%の取り崩しでも問題なさそうです。そうなれば750万円です。これは完全FIREが十分可能な金額と言えます。

この時点では、すでに夫婦の新NISA枠を完全に埋めている想定です。ここへの追加投資もなくなります。
ただ、個人的にはフルFIREにはあまりこだわりがありません。ある程度は何かしら目標を持って働くことは毎日の張り合いにつながると思っているので、「お金のため」ではなく、「人生を楽しむため」に何らかの労働は続けるのではないかと思います。

それが、このブログだったら最高ですけどね!
まとめ:【宣言】40代子持ちFIREします!
今回は、40代子持ち世帯のリアルなサイドFIRE計画について詳細に紹介しました。
我が家は、上の子がすでに小学校に上がっているため、ネックになるのは下の子の保育園問題です。資産額よりも、保育園の点数を稼ぐために働かなければいけない、というのは皮肉な話ですが、これもまた人生……。残り3〜4年、「最後の正規労働者生活」を、楽しみ、苦しみたいと思います。
そして、肝心の資産額についてはすでに一定の金額があるため、無事に娘が保育園を卒園した暁には、最大のネックがクリアになり、晴れてサイドFIREができます。

娘の保育園の卒園は特別な意味を持つものになりそうです……!
FIRE後の資金計画については、おそらく多くの方と違うのが、「4%取り崩し」のような運用を行わないということです。
この点については、私は「毎月分配型ファンド」での分配金、さらに場合によっては「インデックスファンドの2.5%取り崩し」という2段構え、あるいはハイブリッドでのサイドFIREを考えており、よりリスク分散的にしています。
毎月分配型は、資産形成の文脈では非効率的で批判も多いですが、「資産を取り崩すことへの抵抗感」を軽減する手段としては優れていると感じます。また、もしこちらの資産が死んだとしても、あくまでコア資産はインデックスファンドであるため、サイドFIRE計画を大きく修正する必要がないのも大きなメリットだと考えています。
家庭によって最適なFIREのスタイルは異なると思いますので、「こんなやつもいるんだ〜」くらいで参考にしていただけたら幸いです。
今回は以上です!




コメント